（ 2008/11/22） 5Ｄ'ｓ２５話感想

先日ちょろっと見た遊星&ジャック&見知らぬ少年＆エドっぽいお兄さんがお揃いの服着て野球少年や剣道少年を襲撃というトンデモシーンを見てから今の5Ｄ'ｓが気になって気になって仕方無かったためにとりあえず一話だけ見てみた。ジャックのかっこよさに思わず惚れそうになった。そんな感想。見ながら気になったことを書きとめる視聴メモが二ページびっしりとかありえない。久しぶりの感想なのでちょっと書き方おかしいかもです。

サテライト組監禁シーンから始まったので、アレっ私何話か飛ばして見た！？と思いましたがどうやら飛ばしてはいないようです。しかしシティの連中は何を考えてるのか。あんな覆面で突然襲われれば誰だって怖いよ！！（そこか）まあ無事なのは確定っぽくて一安心。場面が変わって遊星が観客席に来るシーン、一瞬物凄い走り方したのが妙に気になりました。二段飛ばしなんてレベルじゃない。話してる間、龍亞が龍可の手を掴んで背中を支えてあげてるのに地味にきゅんときた。ところで、遊星が「さっきのデュエルを～」っていって振り返ったシーン、スタッフに支えられてるのが子供ばっかりなんですが…。親はどうしたんだろう。まさか…とは思うけど、子供ほったらかして自分達だけ逃げてたりとか…ない…よな？ただ単にはぐれちゃっただけだよな？でもそれなら子供ばっかりはぐれちゃったのかよっていう。もし本当に子供ほったらかしてさっさと逃げたんだとしたら、観戦マナーうんぬん以前に人としてどうかしてる。さすがにそこまではないと信じたいですが…。

遊星の格ゲーバリの動きに飲んでいたミネラルウォーターが鼻に入ってしまったくらいびっくりしました。なんだあの動き。通してくれ→通せない→じゃあ力ずくでぐらいのコンボはあるだろうと思っていたら…何も言わずに無言で暴行。あの時の遊星ならきっと昇龍拳も出せたに違いない。こっそり安否を心配していた牛尾さんがあっさり再登場してくれた上にしっかり警察官やっててくれて安心した。まあそのあと某銭○警部のような扱いを受けていましたが。とっつぁーん！！（…）遊星の言葉を聞いた狭霧さんがちょっと驚いたような顔をしていたんですが、彼女は人質のこと知らなかったっぽいですね。というかジャックが担ぎあげられて餌にされてること自体しらなかったみたいだな…。今回は狭霧さんとキングのやり取りがいちいち可愛かったです。ジャックが脱いだ手袋さりげなく持ってたりとか。あんな脱ぎ方したのをキャッチしたのか！すごいプロ根性だな！！

ジャックの回想部分…なんか普通にいいお兄ちゃんやっててびっくりした。ジャックの後ろに隠れるラリーがめちゃくちゃ可愛かったです。スターダスト＆ホイール盗む前から遊星となんかごたごたがあって、それでも向こうの仲間であるラリーを助けるあたりいい人だ。しかしそれにしても今も昔も遊戯王のカードは殺傷能力高いな！というかてっきり手にブスーって刺さるんだと思ったらささらないんですか！それでいて威力だけで手からバットおとさせるんですか！どれだけ凄いんだカード。そして凄いところ（三階→一階）から降りるなジャック。あれ足の骨いってんじゃないのか…。あと「ここでは俺がキングだ！！」っていったあと本当に崩れかけとはいえ玉座に座っていて笑いました。なんだあの椅子どっから持ってきたんだ！！キングは私生活までキングなんですね、解ります。ジャックがいう「目指すものが違う」っていうのが切ない…。遊星はただ仲間達と楽しくデュエルできることと、誰に認められなくてもひたすらに己のデュエルを高めていければそれでいいって考え方で、ジャックは世界で一番強くなりたい、一番だということを皆に認めてもらいたいって感じなのかな。どうでもいいですがイェーガーさんがジャックを誘いに来たシーンのラスト、ジャックがイニシャルＧを踏んだのをみて話の展開よりもなによりも「ぎゃあああ踏みやがったジャック踏みやがったエンガチョエンガチョ！！！」と思った自分どうかしてるorz

ジャックがサテライトを出ていくことでラリーに協力を求めるシーンで、ラリーが「俺にできることならなんでもするよ！」っていうもんだからひょっとしてラリーに遊星のカードを盗ってこさせるのか…と思ったけどさすがにそこまでは腐ってなくてほっとした。しかしラリーはなんというか…いい子なんだろうけどちょっとヒーロー崇拝が強すぎる感じがします。いつかそれが原因で大変なことにならなきゃいいんだけど。自分達と同じ立場にいながらも確実に違う何かを持っている遊星やキングのことを尊敬していて、少しでも彼らの役に立ちたいっていう純粋な思いなんだろうけど、あんまりにも盲目的すぎる。まあまだ子供なので仕方無いのかもしれませんが。そんでもって例えキングの誇りからくる行動であろうともあれだけ嫌われてぶーぶー言われてるサテライト組を助けるように長官にかけあうシーンはぐっとくる。ジャックは通すとこはきちんと通してくれるから安心だ。

いままでジャックってなんていうか…全て割り切ってる、キングになるためならなんでも犠牲にして当然、未練なんてあるわけなかろう！って人だと思ってたので、暴露された内心のいい意味での人間臭さにとても好感を持ちました。デュエル中の「故郷も仲間もキングになるために全て捨てた、なのに何も捨ててないお前が今俺と同じ道を行こうとしていることが許せない！！」っていう言葉が凄い。回想シーンを見る限り、遊星達とは考え方の不一致で離れただけで今でも仲間のことをとても大切に思っていたんだろうなあ、と。彼はなんだかんだであの場所を愛していたんじゃないだろうか。ただ、両方を天秤にかけたら王座のほうが重かっただけで、決してもう片方が大切じゃないわけじゃなかったんだろうな。だからこそ、何も捨てずに自分で道を切り開いてここまできた遊星が許せない。遊星はあまりにも完璧すぎるので、比べられるジャックの人間味がまたリアルでした。

書き洩らしたけど狭霧さんとキングの「私は、貴方が本当にキングであると信じております」「しれたことだ」のやり取りに悶え苦しんだことだけ記しておく。今回は回想シーン中心だったから次のデュエルでどうなるかが楽しみ。しかし…もし負けたらジャックは一体どうなるんだろうか。